ありがとう、僕の親愛なる友達。
たとえ君達が異端視される
空想の存在であったとしても、
事実、僕の傍にいたのは君達です。
僕の夢見る、もしかしたらの先を、
君達は見せてくれますか。
僕を受け入れてくれるでしょうか。
そう願いながら、筆を動かします。
君達に会いに行くために…メルヘンに出会うために、
僕は何度でも、君達を殺すでしょう。
どうかそのことを許してほしい。
彼女たちの語る額縁の向こう側に辿り着くことこそ、
僕の成すべき事のようなものなのです。
ウィルヘン・ヴィルト
(2024/10/13)